「挨拶をする」「靴を揃える」「姿勢(腰骨)を正す」子供の躾は、この三つでよいと
森信三先生がおっしゃっていました。また、私の通っていた小学校の黒板の上に「明るく」
「仲良く」「元気に」と掲示されていました。よくよく考えれば、この6項目は当たり前の
ことでありますが、大人になっても出来ていない現実があるように思われます。
「挨拶」一つを取ってみても、明るく、元気に、ハッキリした声で、更には自分から先に
毎日出来ているかと省みても、出来ていない場合が多々あると反省させらせます。
厳しい経済環境の中、競合が激しさを増してきている現在です。
当然競合に勝つには、差別化が必要です。当たり前のことが出来ていない現代、本当の
差別化は「当たり前のことを当たり前にすること」。ここに、差別化の原点があるように
思われます。更には、「当たり前のことに、心を込めて、磨きをかける」
中小企業が差別化のために価格競争に走れば、勝敗は火を見るより明らかです。
小学校で習ったこと、当たり前のことを、もう一度深く掘り下げて考え、仕事に反映して
ゆきたいと思う今日この頃です。