山田方谷をご存知でしょうか?幕末の備中松山藩の政治家であり、教育者でもあります。十万両の借財をわずか八年で返済したのみならず、さらに十万両の蓄積を生み出した話は有名です。江戸幕府の筆頭老中をつとめた藩主、板倉勝静の顧問役として、「大政奉還」の上奏書を書いたとも言われています。現在、NHKの大河ドラマで「山田方谷」を放映する署名運動も展開されています。
先日、その方谷に学ぶ「岡山方谷塾」9月例会に参加致しました。フランクリン・コヴィーの記した「7つの習慣」と、山田方谷が教える「7つの人生原理」があまりにも似ており、古今東西、成功の原則は変わらない...と改めて実感した次第です。
山田方谷が教えた、人生原理を一言で表すと・・・
①良知で決断し、自分の責任で事を行う
②人生の到達点から、今を見て、成すべきを考える
③根幹を見据え、枝葉末節に振り回されない
④事の外に立って、事の内に屈しない
⑤周りと響き合い、歯車の噛み合う生き方をする
⑥万物を活かし、現実に即した知恵を出す
⑦あらゆることから学び、自分の実力と価値を高める です。
また、フランクリン・コヴィーの「7つの習慣」の項目とは・・・
①主体性を発揮する
②目的を持って始める
③重要事項を優先する
④Win-Winを考える
⑤理解してから理解される
⑥相乗効果を発揮する
⑦刃を研ぐ です。
両者を見比べると、本当によく似ていますよね。原理原則をしっかり頭に入れ、実践してまいりましょう!
きっと良い結果が生まれること、間違いなしです!