こんにちは。富士原です。
先日、【古民家鑑定士】の現地講習会に参加してきました。
真庭市にある、明治26年に建てられた築120年超!!の物件です。
昔の庄屋さんだけあって、立派なお屋敷で様々な細工が随所に施されてあり
最近までお住まいだったので手入れもされていて、状態の良い見応え十分の物件でした。
『古民家』とは・・・伝統的な工法で建築され、概ね築50年以上経過した建物を指します。
一般的に「鉄」や「プラスチック」などの材料は、時間が経てば劣化し弱くなります。
しかし、木材は時間が経つほどに強度を増すと言われています。
古民家に使われている木材は、檜・杉・桜・欅・松・栗など地元で伐採された
様々な種類のものを使用しています。
すなわち、その土地の気候風土に最も適した材料が選ばれているのです。
近頃は、古民家風カフェとか、宿泊施設などの人気が高まってきています。
良い物は出来るだけ形を残し再利用できれば、資源の無駄遣いも減り、
廃棄物もなくなって環境にもとても優しいのです。
こちらのお家の所有者様も、先祖代々の土地は手放したくないので、
この場所でこのまま使ってもらえるか、別の場所への移築をご希望されています。
古民家好きの方、お問合せお待ちしています。
また、お宝物件をお持ちの方も、ぜひ、ご連絡下さい。