こんにちわ。
『風の名前』を知る機会がありました。
『白南風』、『薫風』、『青田風』などなど、日本には二千以上もの風の名前があるそうです。
『風』に二千以上の名前を付ける。これは、日本人特有の事ですね。
日本独特の名前をいえば、『色』もありますよね。
個人的には、日本古来の色の名前はとても好きです。(詳しくはありませんが・・・(^_^;))
以前、息子に『橙(だいだい)色』っというと、息子の顔は『???(?_?)』
・・・ショック!オレンジ色しか通じませんでした。
今は色の表現にカタカナが多くなりました・・・。その方が通じやすいとは思いますが、
日本独特の色の名前、残していきたいぁと思いました。
いくつかご紹介したいと思います。
『瑠璃色』・・・るりいろ・・・濃い紫みの鮮やかな青色の事。
「瑠璃」とは仏教の七宝の宝石の一つ。その宝石の色にちなんだ名前。
『若草色』・・・わかくさいろ・・・早春に芽吹いた若草のようなあざやかな黄緑のこと。
平安時代から見られる伝統的な色で、色名の「若」には新鮮な、
未熟な、新しいなどの意味があり、春の訪れを感じさせる明るく鮮
やかな緑色を形容しています。
『東雲色』・・・しののめいろ・・・夜が明け始めるころ太陽で白み始める東の空を思わせる
明るい黄赤色のこと。曙色とも呼ばれます。
素敵な名前とその由来や意味を知り、改めて日本の文化を見つめ直したいなと思いました。
◇三澤◇